対話において、相手に伝える気が無い言葉は、ただの自慰にすぎない。
このように強い言葉をぶつけて、挑発的な態度を演じてみせる。
人と話すときは、相手の事を考えて言葉を選ぼう。
これが言い換え。
人文系の専門用語を例にしよう。
コンテクスト、この言葉は文脈、背景、状況、という言葉に変換、または翻訳することが出来る。
だが彼らはしない。
同じ枠組みで、その分野の知識を共有している人間同士の対話ならばよい。
一般的な人間に対しても平気で使う。
そして、これらに対して不満を述べた人間には、ルサンチマンという、これまた専門用語で終わらせる。
嫉妬、妬み、ひがみ、とは言わない。
変換しないのだ。
対話より自らの知識をひけらかすことを優先している。
そして、私が直前の文章で、衒学者、ペダンティストという言葉を使わなかった配慮にも気づかない。
言語は借り物。
その通りだ。
だが、変換する作業を怠っている人間は、言語そのものではなく、ニーチェ、ルソー、カント、プラトン、デカルトなどなど偉人の威光を間接的に借用してしまっている事を自覚していない。
私がバックコンターについて説明する場合。
多くの人はバックコンターなんて聞いたこともないであろう。
楽器の裏にあるへこみ。
このように単純化する。
そこから、フォームによっては、バックコンターの有無で演奏に多大な影響を及ぼすので非常に重要な~という話に繋げない。
対話とは壁打ちではないため、相手が興味を持たない限り、こちらからまくし立てても不愉快な思いをさせてしまうだけだ。
エリクサーについて説明する場合。
錆びにくい弦、ゲームのエリクサーであれば、強いアイテム。
これでいい。
そして極めて悪質な例を紹介しよう。
「ゴ魔乙のデスアタはやはりグングが安定ですね。まず、開幕アンタップでスローをかけてクルミを出させます。その後NEOインフェルノに切り替えて大型1までにコンボ稼ぎ。
大型1直前でカンストするはずなので、一度ラブマ切りを行ってグングヘ。ユニオンラブマスキルを使ってからバレガを使い画面端でタプタプして即回収で稼ぎます。
その後は、カニや蛾に接触しないように気を付けつつ大型2へ。大型2が岩を吐いた瞬間にめちゃラブマを発動させバリシャカ。そのまま撃破し、またコンボがカンストする前にラブマ切りを行う。大型3までは普通に進む。大型3に到達したら、ブロックに当たらない場所に位置取りバレガでタプタプ。その後ボス戦に入り3段階まで粘り撃破します。
画面外炙りが上手くできるか、タップの感覚の微調整、バリシャカの上手さなどでスコアが決まりそうですね。」
暗号でしかない。
こういった文章は、共通のコミュニティで存在する、知ってて当然の知識(暗黙知と言います)を前提にして文脈を極端に省略しているため、知らない人にとっては解読すること自体が不可能に近い。
これはもはや簡略化する事すらかなわず、説明も不可能なので、「色々やってる」で済ませてしまうほかない。
この文を最後まで読んで、それでもなお、ルサンチマン、教養不足、語彙力不足、理解力不足、これらの言葉で片づける人へ。
もうファルシのルシがコクーンでパージしていなさい。
このように、唐突にネットスラングをぶつけている私と大差がない。
