知性の測定の難しさ

一般的には知性が測れると思われているIQテストは欠陥まみれです。
この時点で理解出来ない場合、あなたは騙されやすい人か、そもそもWAISなどの正式な知能検査を受けたことがなく、実態を知らない健常者です。
そんな皆様のために、IQテストがなぜダメなのか説明していきます。

ルサンチマン的な文脈から批判していると誤解されないために、念のため先に書いておきますが、私は正式な知能検査を受けた結果、IQが125あり、飛びぬけてるところは130を超えてます。
ですが、これは私本来の能力ではありません。
なぜなら、私は音ゲーと弾幕STGという趣味で、「周辺視野や中心視野を意識して使用し、その観察結果から考えられるパターンを導く」という能力が鍛えられているからです。
これにより、IQテストによくある形の判別だとか、一致している時はそこに〇を付けて一致していない時は決まった場所に×を付ける、といった物で有利に働きます。
つまり、どのような趣味を持ちどのような生活を送っているか、たったそれだけで数値が大きく変動するテストです。
対策もしようと思えば出来るでしょうね。
パズルゲームのタイムアタックでもしてたら、そこの分野のスコアは高まります。
一般的な教養が要求される問題の対策なんて勉強するだけですから、簡単です。

そして、こんなもので知能が測れると信じているあなた。
IQテストは「あくまでそういうゲーム」と認識するのが正しい。
これによって、IQが高いから賢いとは限らないが、IQという指標を強く信用している人間は愚かという逆説的な理論が成立するかのように思えます。
この理論も「IQテストで知能を測れると思っている人」と「IQテストの本質を見抜けない連中を見下す人」という異なる価値観だが、単一の物事から「知性」という極めて複雑な物を雑に測っていることに変わりはありません。

ついでに触れておくと学歴も同様ですよ。
あれはただの暗記力+早解き能力を測るだけのものです。
「数学は暗記じゃない」と言いたい人に反論しますが方程式は暗記してるでしょ?
それを元に解いているのだから、結局暗記だよりじゃん。
方程式の適用と、未知の問題への応用力と論理的推論力がどうこうとか言いたい人もいるでしょう。
受験勉強程度でそのレベルの数学的な見識は求められませんよ。

ではなぜ就職活動において、学歴による足切りが存在するのか。
暗記力と早解き能力が高い人間は、実務で有利に働く事が多いからです。
そして、個人個人をしっかりと判定するのには膨大なコストがかかるので、それを削減するための一定ラインとして暫定的に設定してるだけです。
知能が高いから取ってるんじゃないんだよ。
都合よく働いてくれるかどうかの選別をしてるだけ。

目の前にある問題を瞬時に解体し、自身の記憶領域に存在する知識と接続し、紐解いていく。
これを知性や知能だと定義する人間に対してはもう何も言わない。
私は、こんな訓練や教育環境次第でどうとでもなるような、くだらない事で知性を測れるとは微塵も思っていません。
仮にこれが知能の証明になるのであれば、1作品1時間弱にも及ぶ弾幕STGのステージ構成を複数作品にわたり暗記しており、その弾幕の避け方や実行に移した場合にミスをする確率やリソースを考慮してパターンを組み、ランダムに飛んでくる弾幕にもアドリブで対応している私は超高知能ですねWWWWWWWWW

ここまで書いても納得できない人はいるでしょう。
極めて俗っぽい方法ですが、あなたが無能だと思った、もしくは思っていた政治家たちの経歴を調べてみてください。
東大や海外の有名大学出身の人が多いと思いますよ。

何が言いたいのか?
一定の知能水準を超えているかをざっくりと推測する事は出来ても、それ以上の集団の中で優劣をつける方法としては完全に破綻している。
IQとか学歴とか、無意味だから。
異常に誇ってたり執着してる奴が居たら警戒した方が良いよ。
人間の知性ってそんな単純な物で区別していい物じゃないと思うよ。

ここまで言い切ってしまっていいのか?という人へ。
私は良いと思っています。
高IQに価値があると思っているのであれば、まずは私のIQを超えてみてください。
もし超える事が出来れば、訓練次第で簡単に超える事が可能だという事が分かり、私の論を自らで証明する事になるでしょう。
そして超えることが出来なかった場合も落ち込むことはありません。
生活習慣の違いにすぎませんから。
生活習慣を変え、IQテストに最適化された訓練をしてもなお超えられなかった場合。
これはちょっと分かんないですね。
ここまで積み上げてきた一連の論が崩れます。
お手上げです。
はい、ここでタイトルの「知性の測定の難しさ」を実演した形になります。
タイトル回収もしたし難しさの証明もしたので終了でーす。