縦書き/横書きの解釈
「縦書きのみ」と書いているのに応募用紙は横書き。
さらに、それを表紙に貼る必要があるので、表紙を縦書きにすると両方が混在して読みづらい。
読みやすさを優先するなら横書きにするべきだが、規約違反の可能性もある。
書くなら「本文のみ縦書き」と書いてください。
規定枚数に表紙を含むか含まないか
明言してる場合としていない場合がある。
規定枚数の条件を満たさないとその時点で一発失格のくせに書いてない所すらある。
フォントサイズ1つで発生する謎のズレと横置き縦書きの面倒くささ
応募用の文章は手書き不可の場合が多い。
そのためパソコンで印字する事になるのだが、無料版のワードやグーグルドキュメントはデフォルトでは横置き縦書きに対応していない。快適に文を書くために金を払う必要が出る。
無料でも縦書き変換ツールや、スプレッドシートで出来なくはないが、面倒。
さらに、フォントサイズによって本当に微妙にだが文字がズレる事がある。これも修正が面倒。
製本作業
説明するまでもない。
印刷をして穴をあけて紐で綴じる、もしくはクリップでまとめる。
印刷時の見栄えや読みやすさも気にしなくてはいけない。
執筆に集中したいのになぜこんなことをしなければいけないのか。
部数を揃える作業
単純に面倒。時間がかかるし紙資源の無駄でしかない。
上記の欠点まとめ
紙の文学賞は、作品を書く→ 印刷する→ 体裁を整える→ 製本する→ 郵送する→ 審査を待つ
「印刷して、表紙を付けて、ひもで綴じて、指定の形式で郵送してください」
作品を募ることと「応募者に紙の製本作業をさせる」ことは別問題です。
PDFなどで受け付けて主催者側で印刷してください。
上記に挙げた欠点は暗黙知で成り立っている事が多いです。
基本的には、規定枚数に表紙は含めないという解釈が一般的ですが、明言されていない上に、失格になる恐れがある以上気にします。縦書きもそうです。
この程度の意味すら汲み取れないなら応募するなという事でしょうか。
応募者の視点から言わせてもらいますが、仮にも文学賞を主催しているくせに、どちらとも読める曖昧な規約を書いているという矛盾はどうなんですか?
「読者に想像の余地を残すための余白」ということでしょうか。
極めて文学的でよろしおすね。
Web媒体小説の利点
書く→ 投稿するで終わる。
枚数制限が緩い、縦書き・横書きを気にしない、修正できる、即公開できる、読者の反応が得られる、全国の読者に届く、物理的な郵送費が不要。
あるのはせいぜい文字数の指定くらい。
そりゃこっちが主流になるよな。
くだらねー。
もう書くこともないからどうでもいいけどね。
ここまで書いた内容については、すでに似たような方向性で指摘されている。
芥川賞を受賞した市川沙央さんに。
彼女は読書について訴えていたが、書く側としても相当面倒な手順を踏んだことだろう。
本人がどのような執筆活動を送っていたのか、明言していないので想像に過ぎないが、事実として残っているのは、彼女はWeb/電子応募フォームを通じて送信・応募を受け付けている文學界新人賞でデビューを果たした。
これだけである。
明言していないと書いたように、実態など知らない。これは私の憶測に過ぎない。
ただ、読書をする行為自体が難しい人が、上記の製本作業をスムーズに行えるとは思えない。
それだけ。
