仁王 感想

ソウルライクの和風アクションゲーム
開始時の選択  武器は刀と鎖鎌  守護霊は禍斗

システム
戦闘は構えのシステムが最大の特徴
同じ武器でも構えを変えればアクションのバリエーションが増えるのでボスや状況によって使い分けると攻略が楽になる
技や術もあるが基本アクションだけでも十分に戦えるのであまり考えずに習得しても大丈夫
他には九十九と残心というシステムがある
九十九はゲージを貯めて一定時間無敵+強化状態になるシステム
残心は行動後にスタミナを回復したり特殊な敵に有効なシステム
どちらも有用なので積極的に使いたい
特に残心はちゃんと使えるかどうかで行動回数が大幅に変わる
戦闘中にスタミナ切れを起こした状態で攻撃を貰うとほぼ死亡するので残心を駆使してスタミナが切れないようにしたい
流水というスキルは回避で残心が発動するようになる便利なスキルなのでおすすめ

ソウルシリーズと比べると戦闘について考える事は多い
反面ステ振りは平均的に上げても特化型でも1周目ならどちらでもいいくらいの難易度
さらに振り直しも可能なので育成に失敗して詰むことはない

武器や防具は腐るほど手に入る
売ったり奉納する事でアイテムが貰えるのでいらない物はどんどん手放す
装備品の重量で行動速度や行動時の消費スタミナが変わる
死にゲーは高火力紙耐久でゲームスピードを速くした方が個人的には楽なのでほとんど軽装で進めた
一部の装備は同じシリーズの物で揃えると強力なボーナスがあるので揃えられそうなら揃えた方が良い


ボスについて
本家のフロム系より対策ゲーの傾向が強いと思います
プレイスキルがあまり高くなくても対策しておけば1周目なら簡単に勝てます
人間ボスは武器種や構えで、妖怪系の大型ボスは位置取りで難易度が大幅に変わるものが多いと感じました
例として怨霊鬼や鬼女は常に後ろに回り込んで密着すると安定しますし白虎は側面に行くようにすれば楽になります
人間ボスでいえばお勝は鎖鎌上段の速い攻撃を主体にして戦えば非常に簡単でした
おそらく意図的にこのようなゲームデザインにしている気がします
装備品が大量に手に入るのも色々な装備を気軽に試せるようにするためかも(ハクスラ要素も兼ねている)
フロム系は装備を鍛える為に素材が必要なゲームがほとんどで、色々な事情で気軽に強化出来ず今まで使ってきた武器をそのまま使いがちになってしまうので今作は試行錯誤出来てよかったと思います

最後のミッションである女王の目をクリアした時のレベルは108
結局最も苦戦したのは一番最初の怨霊鬼でした
システムや操作方法を把握する前にあの狭い場所で戦うのはなかなか厳しい


まとめ
非常に面白い死にゲーでした
仁王2やニンジャガイデンに興味が出たのでいつかプレイしてレビューします